鉄道模型を趣味としている人は室内にジオラマを作り、いつでも楽しめるようにしたいと考える人は多いのではないでしょうか。展示会場などに出掛けると、巨大なジオラマが展示してあり、これと同じようなものが自宅にもあれば良いなどと感じている人も多いと言えましょう。
日本の住宅事情からすれば、1部屋をジオラマ専用の部屋にする事は難しい問題であり、大半の場合はその都度組み立てて楽しむ方法ではないでしょうか。大きなジオラマは夢の中に収めておいて、実際にはコンパクトサイズに収まるジオラマを製作する、それを部屋の中に飾って楽しむ人も少なくありません。Nゲージなどの鉄道模型の場合、スケール自体が小さいので、アクリルケースの中にジオラマを製作してインテリア感覚で楽しむ人も多くいます。
作り方の流れとしては、室内に置く事が出来るアクリルケースを最初に探してからジオラマのレイアウトを開始する方法がお勧めです。最初にジオラマを製作してしまうと、レイアウトサイズに合うアクリルケースが見つからないので、特注しなければならなくなります。尚、最初にケースを探しておけば、レイアウトのサイズが決定するので、ジオラマの中にパーツ類やレールの配置を考えやすくしてくれます。