鉄道模型キットによる工作

鉄道キット

鉄道模型を手軽に組み立てるなら、キットの購入をおススメします。その理由は、車体ごとにパーツが分かれており、組み立ての流れが分かりやすいからです。初心者にも楽しめるだけでなく、上級者の方からも支持されており、幅広い年齢層からも親しまれています。

キットには、車体や屋根の部分に分かれて梱包されており、組み立ての手順ごとに色分けされています。鉄道模型を作るにあたっては、切り出しからはめ込みを経て、複数のパーツを組み立てる段取りで組み立てていきます。組み立ての手順に関しては、パーツ単位で作成するため、順序が多少違っても完成できるものとなります。ただ、塗装の作業をするのに特定の部品がはめ込みされていない場合は、順序に従って作業をすることを前提に考えます。

完成させた鉄道模型は、ショーケースで飾って眺める楽しみがあります。鉄道は見慣れた乗り物でかつ重厚なイメージがあるため、部屋のインテリアとして機能します。また、鉄道模型の多くがNゲージの規格に合致しているので、レールに沿って走らせることができます。レールに電気を流すことによって、車両内のモーターが回転して列車が走る仕組みになっており、走行時の模型を眺めて楽しめる要素があります。

組み立ての大まかな流れについて

模型

鉄道模型に魅入られる大人の方は多く、自室で鉄道を走らせるところが好奇心をくすぐらせます。子供の頃は電車を動かしてみたい思いが大きく、それが大人になっても移り変わることなく続いています。鉄道模型の趣味は、世代を超えて受け継がれる傾向にあるため、子から孫へと親しまれる姿はほほえましいものです。

鉄道模型を組み立てる際には、市販で販売されているキットの購入が一般的です。キットには、鉄道の部品ごとに分けられて梱包されているため、解説書に従って作業することで確実に完成できるからです。作業の流れ的には、切り出し・はめ込み・組み立ての順に行うもので、模型のパーツごとに順序をとばしたり変動したりします。屋根のパーツに焦点を当てると、まず飾り屋根の切り出しから始めていきます。

要は、ジョイント部分をニッパーで切り出す作業ですが、切り出した後に接続部分を処理するのが意外と面倒な作業になります。接続部分の処理には、ヤスリをかけたりカッターで切断するなどの細かい作業を要求します。飾り屋根の切り出しを終えたら、屋根の部分をはめ込む段階へと移っていきます。それから、各部分の切り出し・はめ込みの工程を終えたら、車体を組み立てていき完成となります。やはり、切り出し作業をおろそかにしていると、上手くはめ込みしないので集中して取り掛かる必要があります。