鉄道模型の規格

鉄道模型には大きく分けて4つの規格があります。国内の中でシェアー率が高いのがNゲージで、続いてHOゲージに人気が集まっています。Nゲージは軌間が9ミリ幅である事からも、9ミリゲージとも呼ぶもので、スケールとしては150分の1のサイズになります。

但し、スケールは日本とアメリカやヨーロッパなどで違いがあるのが特徴で、アメリカおよびヨーロッパでは160分の1、イギリスにおいては148分の1のスケールなどの違いがあります。しかしながら、Nゲージなどの鉄道模型の規格はスケールではなく軌間であり、全世界共通になっている事からも、アメリカ製のNゲージを日本製のレールを使って走らせる事が出来ますし、逆に日本製のNゲージ車両をアメリカ製のレールの上を走らせる事は可能です。

尚、鉄道模型は完成品の他、塗装が行われていないキット品などもあります。キット品は自分で組み立てる、塗装を行うなどを楽しむ事が出来るもので、組み立ての流れについてはキット品に含まれている組み立て図、塗装に使う塗料の種類や色番号などの情報が明記してあるので、ガイドを見ながら製作する事が出来ます。ちなみに、キット品は完成品よりも値段が安いなどのメリットがある事からも人気を集めています。